挑戦

ちょっとご無沙汰しておりました。
勤め先の会社の社内公募で一つ提案をした関係で、この10日ほど嵐のように大変でした。

実は私は勤め先での仕事が合わなくてここ2,3年ずっと悩んできました。育児と両立しながらなので、仕方ないかと諦めつつ・・・会社のほうには今まで希望を出してみたり、提案を出してみたり色々したんですが、全く取り上げられぬまま、最近は完全に諦めていました。そして気が付くと、会社を辞める計画ばかりを考えている悲しい自分がいて・・・家計の事情で辞める訳には行かないのですが。


そんな私でしたが、先日会社の募集があったのに応じて提案書を提出してみたところ、なんと一次審査を通過!!先週、二次審査でかなり上の方の上司の前で、一人でプレゼンテーションをやってきました。私は今まで仕事が事務業務ばかりで、プレゼンなんてしたこともなかったので、ほんとに緊張しました。終わって職場に戻ってからは緊張ほぐれた瞬間思わず涙がこぼれてしまった程・・・。


結果は2月中旬。合か否か・・・分からないけれど、やるだけやったから後悔なしです!何よりも、今まで提案してもプレゼンさえさせてもらったことのなかった私が、今回はちゃんと発表する場を与えてもらえたことだけで十分です。そして今回の提案に関して夫や多くの会社の友人たちの協力と応援があったこともとても嬉しかった。
もしダメでも、また頑張るぞ!!



【ご紹介=絵本(8歳半ぐらい〜/読み聞かせ30分)】

キッズ・パワーが世界を変える―クレイグ少年の物語 (ぼくら地球市民)

キッズ・パワーが世界を変える―クレイグ少年の物語 (ぼくら地球市民)

この絵本、このブログで過去にも取り上げたことがありますが、今日の気分で再度紹介しちゃいます。著者のクレイグ・キールバーガーくんは、カナダの少年。12歳のときに世界の児童労働反対を訴えて立ち上がります。この絵本は彼自らが、その立ち上げの経緯を語る感動的なドキュメンタリーです。私がこの本で気に入っている部分を二つ紹介します。


一つは、彼が自分の両親の言葉を紹介する部分です。

お父さんとお母さんは「人は助け合わなくちゃ」ということを教えてくれた。そして、「やりたいことがあるなら、やってみなさい。失敗というのは、挑戦もしない、なにもやらないということをいうんだから。」といって励ましてくれた。

この言葉は、私にとってのバイブル。こんなステキなセリフを言える親になりたいという理想像でもあります。・・・既に真似して子ども達には言ってみてますが。(笑)



もう一つは、クレイグ君が、マザー・テレサを訪ねときに、マザー・テレサからうけた言葉・・・

「わたしたち一人ひとりは、たいしたことはなにもできないかもしれません。でも、小さなこと一つひとつに、大きな愛をもって行うことはできますよ。」

都会の中で人ごみにまみれて暮らしていると、ついつい「私一人が何したってかまわないや。どうせ世の中変わんない。」なんてつい思っちゃいますよね。でも、ちっぽけだけど、自分の生き方にちゃんとこだわりを持って生きれば、きっとそれは同じ意志をもったどこかの誰かと繋がって、一つの流れになっていくはず・・・そんな気持ちの大切さを、思い出させてくれた言葉でした。





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