今日はすこーし肌寒い日曜日でしたが、娘(小3)が「土手につくしを摘みに行きたいよ〜。」とせがむので、夕方に子供たちを連れて江戸川に出掛けました。
つくしを探して、土手をあちこち歩き回り、1時間ほどしてやっと見つけたのは既に開き切って枯れかけたものばかり。食べられそうなのはたった二本見つけただけ・・・残念。多分、朝から人が来て、全部摘み取った後だったのと、時期も遅かったみたいです。

でも、つくしは見つからなかったものの、土手の草原には春の草花が色とりどりに咲き乱れ、てんとう虫なんかも沢山いて気持ちのいい散歩が出来ました。子供たちに「見つけた花を全種類摘んでごらん。」というと喜んで摘んで回っていました。毎年この時期になると、子供たちを連れて江戸川の土手の散策をするのですが、今年は去年までよりもずっと子供たちが植物や虫たちに興味を示すようになってきたように感じました。

そういえば、最近娘が花を見かけるとよく「綺麗だねぇ。」と感情を込めて言うようになってきて、周囲の世界を、自分の感情の世界に引き入れることが出来るようになってきたのを感じます。子供の精神世界の微妙な発達を感じるのはとても興味深いものです。


ところで、今日お目当てのつくし摘みが出来なかった娘は「来週の土日に、つくしを探してもう少し寒いところへ連れてって。」なんてワガママなことを言いだしました。私はあきれ半分で聞いていたものの、つくし前線を追いかけて北上ってのも面白いかなぁなんて思ったり・・・来週末は晴れるといいな♪

【ご紹介=児童書の入り口の本(5歳ぐらい〜読み聞かせ20分ぐらい)】

お姫さまのアリの巣たんけん (たくさんのふしぎ傑作集)

お姫さまのアリの巣たんけん (たくさんのふしぎ傑作集)

表紙画が出てこないのが残念ですが、時代劇漫画仕立ての絵本です。
虫が大好きなお姫様が、ひょんなことからお付きの子供たちと共に魔法で小さくなり、アリの巣を探検するお話です。内容は科学的で、アリの生態が詳しく説明されています。5歳ぐらいの興味が広がりだした子供に最適の絵本です。内容は難し目ですが、絵が可愛くてお話に入りやすい。

うちの息子(5歳)がとても気に入って何度も読まされました。

そろそろアリの姿を見かける今の時期にオススメですよ。




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セブンアンドワイ - 児童書への橋渡し 長め絵本 - 広沢琴音店長