大変大変ご無沙汰しておりました。
半年ぶりにこのブログを更新することを思い立ったのはいいのですが、はてなのパスワードを忘れて一瞬あせりました。(笑)

我が家では最近、私が仕事などの忙しさにかまけて、子供たちに読み聞かせをする時間がすっかり減ってしまいました。それでも1,2週間に一度は必ず図書館に通って、いつも多くの絵本や児童書を家に置いておくように心がけて週に最低でも1、2度は子供たちに読み聞かせてやるようにしています。読み聞かせ時間が減っても、8歳(もうすぐ小3)の娘はいつでも喜んで聞くのですが、5歳(もうすぐ年長)の息子は最近他のことに気を取られて以前ほどには集中して聞いてくれなくなってしまったのが残念・・・。

そんな息子ですが、それでも最近は年齢が上がってきたせいなのか、絵本よりはもう少しボリュームのある50ページぐらいの短い児童書と絵本の間ぐらいのストーリーがメインの本を好むようになってきました。でも、そのくらいのレベルの本を探すためのガイドブックって世の中に少ないんですよねぇ。娘が小学校入学した前後にも色々探すのに苦労しましたが、息子の好みは当時の娘の好みとは違うので、新たに色々と探す必要があります。うちと同じような思いをされている家庭はきっと多いだろうと思い、ネットで情報を提供しようと思って久しぶりに更新することにしました。

【ご紹介=児童書の入り口の本(6歳ぐらい〜読み聞かせ25分ぐらい)】

松居スーザン・作 井上洋介・絵『のらネコの子守歌

のらネコの子守歌 (教育画劇の創作童話)

のらネコの子守歌 (教育画劇の創作童話)

息子が久々に集中して聞いてくれた絵本です。年を取ったのらネコが、自分が食べたヒヨドリの残された雛を助けて一緒に暮らすお話です。
短いお話の中にジンとくる心情ドラマが詰め込まれています。登場人物の台詞などもよく練られていて、読み聞かせながら登場人物になりきれる感じがします。
松居スーザンさんの作品は、翻訳作品(『てぶくろ』など)でしか知らなかったのですが、この本のような短い児童書のたぐいの作品を多く出版されているようなので、これから色々チェックしてみようと思ってます。
ちなみにこの本は、ストーリー展開が分かり易いので、子供たちは絵を見ないで喜んで聞いていましたが、井上洋介さん(『まがればまがりみち』の作者)の絵もストーリーに合っていてとっても素敵です。

いいお話なんですが、ヒナ鳥の母親の死や、のらネコの母親の死が出てくるので、小学生以下の小さい子は、嫌がる場合もあるかもしれません。



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セブンアンドワイ - 児童書への橋渡し 長め絵本 - 広沢琴音店長