家族で静かに過ごすクリスマス・イヴ

メリー・クリスマス!


今日はクリスマス・イヴですね。今年は三連休の中日に当って私は仕事がお休み♪丸一日家族と過ごすことができました。
といっても、特に凝ったことはせずに、午後から重い腰をあげて家族全員で散歩がてらクリスマスの食材を買い出しにでかけました。近所のショッピングセンターは、クリスマス色で彩られていて、子ども達はそれを眺めて喜んでいました。
夕方帰宅してからは、私はハーブを使った鶏料理に取りかかり、夫と子ども達はケーキ作り・・・といってもスポンジ台を買ってきて生クリーム塗るだけですが。それが出来たら、家族みんなで準備したクリスマスパーティの始まり始まり!
ささやかだけどとっても楽しいパーティでした。
 ←なかなか美しくはいきませんねぇ。

今年は、バイオリンを習い始めた娘が「きよしこのよる」の曲を奏でてくれて・・・まだあまり上手ではありませんが・・・悲しげなその音色が我が家のクリスマスにちょっぴり彩りを添えてくれました。

【ご紹介=絵本(4歳半ぐらい〜/読み聞かせ5分)】

クリスマスってなあに (講談社の翻訳絵本)

クリスマスってなあに (講談社の翻訳絵本)

ミッフィーの作者ブルーナのクリスマス絵本です。典型的なクリスマスカラーの赤と緑を避け、薄緑と黄色をメインとした配色がお洒落な雰囲気です。
内容は、イエス・キリストの生誕話を分かり易く描いたもので、子どもの目をひきつける、はっきりした可愛らしい絵で、お話の展開がとても分かり易い。
この絵本でなら3歳半ぐらいの小さな子でもイエス様のことが理解できるかも・・・?
正直いうと、私はブルーナミッフィーシリーズは個人的にあまり好みではないのですが、この絵本はお気に入りです。数年前に保育園に置いてあるのを見て、一目ぼれで購入して以来、何度も子ども達に読み聞かせました。

キリスト降誕話とクリスマス

我が家の子ども達が通う保育園は、普通の認可保育園なのですが、とても熱心なキリスト教式(プロテスタント)保育園です。(上の子は去年卒園しました。)
園での日常生活では、朝夕、食事の時、午睡の時、いつも神とイエスさまへの感謝のお祈りをします。そして、クリスマス前は、1ヶ月前から毎週のアドベント礼拝が始まり、教会でのクリスマス会の準備が始まります。

典型的日本人で無宗教の私は、自分の子どもが今の保育園に入るまでは、クリスマスっていうと、プレゼントとか、鶏肉料理とか、イルミネーションとか・・・そんなものしかイメージしてませんでした。イエス・キリストの生誕のお話は知ってても、正直言ってクリスマスとは全然リンクして考えてなかった・・・。
ところが、子ども達の保育園では、「クリスマスは、イエス様がお生まれになった日をお祝いし、感謝する日なんですよ!」と呪文のごとく園児1,2歳頃から教え聞かせるのです。
これを目撃した私は最初はかなり驚きましたが、慣れてくると意外にも悪くないような気がしてきました。子ども達は、クリスマスをはじめ、四季折々のキリスト教のイベントがある度に、その意味を語り聞かせてもらって、家では聞いてきたその話を得意げに教えてくれます。

そんな中で、私も生まれて初めて”宗教のある生活”のすこーしだけイメージできるようになってきました。日常の中にしっかりと織り込まれた神への感謝の祈りは、おのずと祈る人の気持ちを謙虚に、静かにさせてくれるような気がします。


クリスマス・・・・イエス・キリスト降誕の日。
我が家の子ども達は、自分たちで飾りつけたクリスマスケーキを前にして
「イエス様のお誕生日ケーキだねぇ!」
と話していました。




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