ここ数週間、私の勤め先のある品川駅港南口の広場で昼休みに毎日のように歌っているバンドがいるんです。その場所はいつも多種多様なストリートバンドが陣取って昼休みや夕方に歌っているのですが、その中ではダントツ上手くて、しかもオリジナルのこの『水無月メール』がいい感じで耳に残ります。それにしてもあんなところで歌い続ける勇気がよくあるなぁ・・・なんて通り過ぎていた私も、なんだか彼らの頑張りを応援したくなって一枚買ってあげました。後で調べたらアマゾンにもちゃんと載っているいるのでちょっとびっくりです。
品川駅にいあるバンドのの曲です。↓ このバンドのサイト→http://www.twogee.info/pc/

水無月メール

水無月メール

最近、個人が草の根的に発信した情報が、多くの人に受け入れられる時代になってきたのを身近に感じますねぇ。今までさまざまな情報はテレビなどのマスコミ業界の企業が中心になって作り出し大衆の志向を扇動してたようなところがありましたが、それがインターネット・・・特にブログなど・・の普及で個人が容易に大衆に向って発信することができるようになってきました。歴史をみても文化ってのは、発信者(表現者)と受け手の精神的な自由の元ではじめて昂揚することを思えば・・・これからの時代、日本でも個人発信者がどんどんステキなものを発信して高めあっていくのが楽しみですよね♪

【ご紹介=児童書(10歳ぐらい〜)】『ジョコンダ夫人の肖像』

ジョコンダ夫人の肖像

ジョコンダ夫人の肖像

文化の昂揚というテーマで思い出したのが、この児童書です。レオナルド・ダ・ビンチを主人公にした歴史物語です。王侯貴族から肖像の依頼をされていた彼が、何故一介の商人の妻で美人でもない”モナ・リザ”を描いたかという謎にせまります。最高の芸術作品が創作されるとき、表現者の精神的自由がいかに大切で必要であるかというテーマが描き込まれていてなかなか興味深いです。抽象的な表現が多く6歳の娘にはまだ早いと感じました。大人が読んで楽しめる奥深い内容です。