江ノ島(神奈川県 湘南地方)で、時間旅行にでかけたよ!

 ♪ご紹介絵本⇒ 『どうくつをたんけんする』『にほんたんじょう』♪

関東地方は快晴の気持ちのいい陽気が続いてまーす。こでまりのまーるい花が咲き始めました。我が家は江ノ島散策に行ってきました。友達三家族集まって賑やかな旅だったので、子どもたちも大喜びでした。
江ノ島神社で銭洗いして水遊び気分!

江ノ島ってどんなとこかな?
江ノ島鎌倉市街から数キロ、湘南海岸から橋で渡れる小さい島です。デートコースとして有名ですね。岩山のような地形はアップダウンがきつく、島一周を徒歩で巡る道は丸一日かけてハイキングできます。島のほとんどは車が立ち入れませんが、裏側の洞窟のそばから船で江ノ島駅近くまで一気に戻れます。今日は高波で船が運休だったので徒歩で戻るのが大変でしたー。
江ノ電に乗って江ノ島へ⇒


さぁ 時間旅行へ!
まず江ノ島駅江ノ電)から続く参道に立ち並ぶ昭和初期風のレトロな商店街を通り(観光地くささを極めつくしててますよ。子どもはそういう方が喜ぶんですが・・・笑)、神話時代からの由緒正しい江ノ島神社に参りましょう。島の頂上では03年にできたばかりの美しい庭園(サムエル・コッキン苑)とピカピカの巨大な展望台からの海の眺望を楽しめます。以前きたときには、ここから富士山も拝めました。さらに足を伸ばして裏の太平洋側にそびえたつ断崖絶壁と洞窟を見学して地球の雄大さを実体験すれば、一日で時間旅行に行ったような不思議な気分を味わえるかもしれませんよ!・・・ちょっと大げさですね。(笑)

↑サムエルコッキン苑のマイアミ・ビーチ広場から鎌倉由比ガ浜を見下ろせます。この広場のネイミングは笑えますが、一角にはオシャレな喫茶店もあってほんとに外国に行った気分で一休みできますよ♪
江ノ島岩屋の中から眺めた岩場


断崖絶壁と洞窟(江ノ島岩屋)の見学は特にオススメ!
裏側は今回初めて訪ねたのですが、予想以上に景勝のスケールが大きくてなかなかのインパクトでした。科学知識絵本が大好きで地形のことはいろいろ知っている娘は、自然の作り出した地形を実際に目の当たりにして興味が更に広がったようです。波の浸食で作られたという洞窟は、奥に行くほど狭く暗くなるのがお化け屋敷みたいで、小さい子たちはママやパパにしがみついて怖がってました。(洞窟の一番奥に吼え声を出す竜の人形が据えてあったのはちょっと演出が過ぎて苦笑でしたが・・・・。)



【ご紹介=知識絵本】 『どうくつをたんけんする』

洞窟をテーマにした絵本を探していたところ、娘が保育園でお気に入りだったといって紹介してくれました。私はまだ読んでないのですが、面白いらしいですよ〜。絶版のようなので図書館でどうぞ。作者の堀内誠一さんは『ぐるんぱのようちえん』や『ロボット・カミイ』の絵を描いている方ですね。



【ご紹介=絵本(5歳〜)】 『にほんたんじょう』

にほんたんじょう (復刊・日本の名作絵本3)

にほんたんじょう (復刊・日本の名作絵本3)

歴史と洞窟つながりで思い出したのがこの絵本。古事記に登場するイザナキノミコト(夫)とイザナミノミコト(妻)の夫婦の神のお話を分かり易く絵本化したものです。夫婦はたくさんの神々を生み出しますが、イザナミは火の神の出産の火傷がもとで死んで洞窟の奥の黄泉(よみ)の国へ逝ってしまいます。悲しんだイザナキは妻を追って黄泉の国の入り口まで行きますが、結局救い出すことはできず、逆に醜く朽ち果てた妻に追われるように暗い洞窟から逃げ出します。このイザナキが妻に追われる場面はかなーり怖いですよ〜!(女の怖さを象徴しているのかしら?(笑))古事記のお話がかなり忠実に再話されているので子どもに日本の神話を教えてあげるのにオススメです。内容が少し複雑なので5歳すぎから。

        〜関東周辺日帰りスポット〜


★05年2月11日 鎌倉散策と子供版『平家物語』⇒

★05年3月5日 イチゴ狩り(千葉県八千代市)⇒

★05年3月12日 みさと公園で野鳥観察⇒

★05年3月27日 電車を見に行こう!『でんしゃがくるよ!』⇒

★05年4月2日 東京・駒込 六義園に行ってきました⇒

★05年4月16日 江戸川河川敷で春の草花観察⇒

★05年4月17日 秩父 長瀞渓谷でおたまじゃくしみつけた!⇒

★05年4月29日 江ノ島(神奈川県)で洞窟見学したよ!⇒