児童書の読み聞かせ
長くつ下のピッピ――世界一つよい女の子 (リンドグレーン作品集)
- 作者: リンドグレーン,桜井誠,大塚勇三
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1964/12/16
- メディア: 単行本
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その1)昨晩から読み始めたばかりなのですが・・・
娘が小学校に入学しました。毎日の準備の手伝いなど慣れないことが多くて私も大変です。娘は、通っていた保育園から同じ学校に入学する子供が少ないせいか緊張することも多いようで、訳が分からないことがあるとすぐ泣いてしまうとのこと・・・今朝近所のお母さんたちが教えてくれて初めて知りました。言われてみると、昨晩の娘はいつになく浮かない表情だったことを思い出しました。私はそんな娘を元気づけたくて、入学祝いに友達(ありがとう!)が贈ってくれた『長くつ下のピッピ』を手に取り、読み聞かせ始めました。
まだ一章しか読んでないのですが、ワクワクする始まりです!(私も幼い頃読んだはずなのですがすっかり忘れてます。)ピッピがたった9歳でひとり暮らしをしている境遇とそのパワフルさに、娘の表情がパッと明るくなりました。特に、ピッピが自分の寝る時間について語るセリフで、
「わたしがじぶんでいうのよ。はじめに一回、とってもやさしくいうの。それでわたしがいうことをきかないと、もう一回、きびしくいうのよ。それでもきこうとしなかったら、ピシャリとぶってやるわ。わかった?」というのがとても気に入って、何度も何度も繰り返していました。
娘は新しい環境でいろいろ苦労しそうですが、そんな苦労によって少しづつ人の気持ちが分かるようになるのでしょうか・・・。そして、どんな境遇でもピッピみたいに明るく笑いとばせる女の子になって欲しいものです。いえいえ、期待はやめましょう!
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