自慢ではありませんが・・・私は男にモテません。(笑)(だから恋愛経験も少ない・・・ゼロとは言いませんが。)でも何故か5歳〜10歳くらいの子供には少しばかりモテるらしいのです。(自慢してごめんなさい!)週末だけなのですが娘と息子を連れて公園にいると、子供達が私に色々話しかけて来てくれます。小学生の子供が迫ってくるパワーってのはすごいもんですよ。最初はとまどいましたが、相手にしていると可愛く思えてきて楽しくなってきました。そのうち、集まってくる子供たちを5,6人集めては時々公園で絵本の読み聞かせなどするようになりました。


私はこの読み聞かせボランティアの活動を通して、色々発見がありました。子供によって集中力や興味は様々だし、本好きな子、本嫌いな子がいること。一番興味深かったのは、一緒に聞いている集団の雰囲気によって反応が違ってくることです。集中力があまりなさそうだった子も周りの友達が楽しんでいると、本当に楽しそうに聞いていたりするのです。(この活動はここ2,3ヶ月は寒くてお休みしているのですが、春になったらまた再開したいと思っています。)


ただ、この活動で痛感したのは、やはり私が家族の中で体験しているような大きな絵本効果()を得る為には、パパやママなど子供達にとって身近な人が読み聞かせるのが一番だということです。絵本効果は、子供が大好きな絵本を子供が大好きな人が何度も何度も読んでやり、そしてその絵本のいろんなシーンを思い浮かべながら一緒に語り合うことで初めて得られるものなのでしょう。ずーっと昔には同じ村のおばあちゃんがお話をしてくれるのが子供たちの教育によかったなんていう話も聞きますが、核家族化が進んでしまった現代では残念ながらなかなか再現できないことかもしれません。ただ読み聞かせボランティアが出来ることは、家庭での読み聞かせや、自分で読める子供の読書のサポートなのだと思っています。


ご紹介=絵本(3歳〜)

『サラダとまほうのおみせ』カズコ・ストーン作/やなぎむらシリーズ5冊の一冊。読み聞かせ活動で3歳ぐらいの小さい子から大きな子供まで大ヒットでした。同じシリーズの他の作品もなかなかいいです。(ただし、絵が細かいので大勢の読み聞かせには不向き。)

サラダとまほうのおみせ―やなぎむらのおはなし (こどものとも傑作集)

サラダとまほうのおみせ―やなぎむらのおはなし (こどものとも傑作集)