科学絵本大好き!

【ご紹介=科学絵本(5歳ぐらい〜)】

あるくやまうごくやま (かこさとし・かがくの本 4)

あるくやまうごくやま (かこさとし・かがくの本 4)

加古里子さんの”かがくの本”シリーズの一冊で、娘にはじめて読み聞かせた本格的な科学絵本です。
私がこの本を手にとったきっかけは、冬のある日に娘と一緒に真っ白い富士山をみたことでした。娘が思い立ったように
「ママ、富士山はどうしてあんな形をしてるの?」
と聞くので、
「富士山はね、ずっと昔に爆発してね、ああいう形になったのよ。」
と私が答えると、
「爆発ってどんな風なの?教えて教えて!」
と娘、
「噴火って言ってね、爆発してドロドロしたものが噴き出したりするのよ」
と私はなんとか後を続けましたが、娘は更に、
「噴火ってよくあるの?どんなの?ママ見たことある?」
なんて質問攻め。このなぜなぜ攻撃に困った私はこの絵本に助けを求めたのでした。今から思うと、当時の娘(4歳過ぎでした)には、まだ難しすぎてどれほど理解できていたかは定かではありません。それでもあの時の娘の目を輝きは今でも忘れられなません。・・・この絵本をきっかけにして、その後娘の科学知識への興味はどんどん広がっていきました。子供が夢中になれるものをつかむ瞬間ってちょっとした日常の場面のなかに訪れるものなのかもしれませんね。