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今日は大河ドラマ義経」の日でしたね〜。といっても私は見なかったんですが。第一回だけ見ました。・・・今年の大河ドラマは古語っぽい言い回しが多くて(でしょうか?)子供が理解出来くて気に入らなかったのと、平家物語だから当り前ですが、戦場場面が多いので教育上もよくないというので2回目以降は見るのをやめました。私は配役が気に入ってかなり惹かれたけど・・。
私は昨年末から「うしわかまる」の紙芝居読んだり、野村萬斎の舞台「子午線の祀り」を見に行ったりと、トレンドに弱いはずなのに何故かすっかり平家物語ブームなんです。こうなったら勢いバージョンアップしちゃえ!・・と生越嘉治さんて方の訳の子供版「平家物語」(全十巻)というのを毎晩読み聞かせることにしました。これが子供用にかな〜りぶっちゃけた訳で「為朝の飛ばした矢は・・・サイレンのような音をたてた」(引用)なんて書かれてると苦笑。でも読み進むうちに、私はすっかりは登場人物になり切って息巻いてみたり・・・なかなか楽しんでます!
それにしても登場人物の名前がみんな似ていて系図も複雑だし、この辺は6歳の娘には難易度が高いらしく、すぐ見失って同じ質問を繰り返すので、「ま〜た!?」と内心思いつつ何度も何度も登場人物の説明をしながら読み進みます。(お陰で私は平家物語の人物名を完璧に暗記出来そうですが。)それでも娘は初めて出会うこのダイナミックで独特な物語展開に興奮気味です。
ちなみにこの子供版「平家物語」は挿絵が数ページに1つしかなく絵本とは言えません。どちらかというと漫画に近い感覚で読める児童書です。我が家ではこういう児童書も絵本の読み聞かせの発展で色々楽しんでます。(参考まで同じ生越さん訳のジュニア版三国志里見八犬伝もあります。)

平家物語〈1〉赤旗白旗の巻

平家物語〈1〉赤旗白旗の巻