TODAY'S THEMA  ♪♪夏祭り♪♪

盆踊りに行ってきました♪

関東地方は盆踊りが始まる時期になりました。夕方になると、あちらこちらから盆踊りの音楽が流れてきて、浴衣姿の子供たちがママやパパに手を引かれ嬉しそうに歩いて行きます・・・・盛夏の訪れを思わせる風情です。
そんな様子をベランダから眺めていた娘が、「私も行く!」と言い出し箪笥の浴衣を引きだしたので、早速着せて近所の子供たちと一緒にお祭へ繰り出しました。
 

提灯の灯りに照らされながら、色とりどりの鮮やかな浴衣姿の小さい子供たちがはしゃぐ様子はを眺めながら、私は露天で買った生ビール片手に、祭囃子にほろ酔い気分を味わいました。


ところで、私の家の周囲(千葉県松戸市)には盆踊りが多いです。半径500m圏内で2件。(2年前まで3件でした。)この時期になると市内のたくさんの場所で行われます。私の出身の関西ではこれほど盛んじゃなかった気がするんですが、関東は全般的に盆踊りは盛んなんでしょうか。それとも松戸が古い町だからか・・・虎さんで有名な柴又の帝釈天が近いんですよ。(ちょっぴり自慢!?)
盆踊りって場所によって乗りが違うんですね。今日行ったところは初めてだったんですが、町内で和太鼓隊を結成しているとかで、お囃子が本格的ですっごく盛り上がってました。一見どこでも同じように見える盆踊りですが、色々回っていると楽しいもんですね。


【ご紹介=絵本(3歳ぐらい〜/読み聞かせ7分)】

10ぴきのかえるのなつまつり (PHPのえほん)

10ぴきのかえるのなつまつり (PHPのえほん)

夏祭りといえばこの絵本を思い出しました。
舞台は夏祭りの準備に忙しいヒョウタン沼。10ぴきのかえる君たちは、祭に欠かせない太鼓打ちのドジョウじいさんが、いたずらっ子に連れていかれたことを聞いて助けに行くことにします。ハラハラする救出作戦は、みんなで知恵を出し合って大成功!最後にはドジョウじいさんのお囃子をバックに盛り上がる盆踊りの様子が描かれています。
娘はこの絵本の影響なのか、ちっちゃい時から盆踊りに出かけるのが大好きなんですよ。


【ご紹介=絵本(5歳ぐらい〜/読み聞かせ10分)】

新版 祗園祭 (単行本絵本)

新版 祗園祭 (単行本絵本)

夏祭といえば、京都の祇園祭を描くこの絵本も思い出しました。
祇園祭は先週18日が祭の中心行事の山鉾巡行だったそうですね。私は両親が京都出身で(夫もたまたま京都出身なのですが)、両祖母が京都に住んでいたので、子どもの頃から京都は馴染み深い町でした。祇園祭山鉾巡行は、小学生の頃に母に連れられて見に行ったことがあります。炎天下の猛暑の中、堂々とねり進む山鉾の迫力と、祭りに参加する人たちの熱気に圧倒されたのを記憶しています。
祇園祭の特徴は、この山鉾巡行の前後一ヶ月の間、様々な形で祭の神事が展開していくことだそうです。『じごくのそうべい』の田島征彦さん描くこの『祇園祭』は、祇園祭のルーツと共に、一ヶ月に渡る祭の展開を”とんとんちきちん とんちきちん”というリズムに乗せて関西弁で描き出します。その文の乗りと、田島征彦さんの染め絵がものすごくよく合って、祇園祭の活気ある様子を存分に伝えてくれます。
★この絵本は、京都の”このはな”さんのブログで紹介されていましたよ〜。”このはな”さんのブログは、絵本と京都の情報が満載でとっても楽しいです。


祇園祭が終われば、いよいよ京都盆地の暑い暑い夏・・・・そして8月16日の大文字の送り火が日が待たれます。我が家は今年のお盆は夫の実家に帰省する予定なので、送り火を拝めそうです。

じごくのそうべえ (童心社の絵本)  

「じごくのそうべい」です。『祇園祭』の作者 田島征彦さんの有名な作品ですね。上方落語を絵本化したもの。関西弁の乗りと落語の笑いが呼応しあって読む者、聞く者を地獄への引き入れてくれますよ〜。(というのは冗談ですが。(笑))意外と小さい子(4歳ぐらいから)でも受けたりするんですよね。読み聞かせ7分ぐらい。


           ♪絵本の一覧紹介してまーす♪

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